コメについて想う。

1年前と比較すると、2025年5月最終週のコメの価格は、どうやら倍以上になっているそうです。 ¥2,200~¥2,400程度だったものが、¥4,800を超えるという・・・・・・。

いやぁ、安かったんですって。

その製法や作付けから店頭に並ぶまでの行程を考えれば、5kgで¥2,000台というのは、やはり安過ぎる。 特に燃料費が値上がりの一路となっている現在においては、破格中の破格であることには疑いの余地も無いのです。

まぁ、巷では¥3,000程度がベストではという端的な試算が為されていますが、きっと¥3,500くらいが適正なのではないかと、個人的には考えています。 そして、経済面から見たら、高騰している現状も止むを得ないところですが、敢えて危機に向けて蓄えてきた備蓄米を放出する必要も無いのではないかと・・・・・・。

というのも、コメ離れが進むのであれば進めばいいのです。 結果、コメが売れなくなり、売るために安くなるのだから。 そういった好悪双方に循環してこそ、経済なのです。 その過程で、淘汰されるものは淘汰されていくし、コメを特別視するのは自給率100%を保っていた過去があるからこそ。 それが正しいか正しくないかという話ではなくて、特別視するのも日本だからこそなのですが、そこから脱却するという選択もまた、あって然るべきです。

本当に求められていれば、確かに適正なところに落ち着く。

ところがどっこい、例えば価格を吊り上げられるだけ吊り上げて儲けようとしたり、史上に流す量を調整してみたり、政府の減反政策もそもそもですが、必要を超えた策略は異常事態を産み出す。 時間の問題だとも思いますが、暑さへの対策や増反のための施策に舵を切った農家や企業も確かにあるので、今暫し辛抱しようじゃないかと思うのです。