こんな夜に…山椒魚 純米吟醸

少し前に入手した、『こんな夜に…山椒魚 純米吟醸』。 長野県は伊那市高遠町にある『㈱仙醸』の一献で、長野県の酒造好適米『金紋錦』を全量使用している日本酒です。

吟醸香は穏やかで、果実味を帯びています。 飲み口は比較的穏やかですが、即座にインパクトを備えた旨味が押し寄せてくる感じ。 甘味や酸味、苦味との調和もとても良くて、熟成期間を置いているが故の効果を感じさせてくれます。 ふくよかな広がりを持った味わいは、確かに地に足のついたしっかりとしたもの。

『金紋錦』はそもそも、栽培量の少なさと栽培の困難さによって希少価値もあり、“幻の酒米”と評されることもある酒米です。 それ故に、敢えて付加価値として香り高い日本酒に仕立てられることも多いそうですが、この酒米の本領は熟成によって引き出されるコクにあると言われています。 この一献は、その『金紋錦』の魅力を見事に引き出し、唸らされるものでした。

 

長野県には『美山錦』・『ひとごこち』のツートップに加え、この『金紋錦』と『山恵錦』という酒造好適米が代表格として存在します。 酒米だけで味わいが左右されるとは言い切れませんし、最終的には味覚の感じ方は人ぞれぞれですが、日本酒や日本料理が世界的な注目を集めている今、唎酒師としてはやはり、特性を踏まえた紹介をしていきたいですね♪


≪SAKE INFO.≫

NAME:こんな夜に…山椒魚 純米吟醸

BRAND:こんな夜に…(黒松仙醸)

TYPE:純米吟醸

MATERIALS:米・米麹

RICE VARIETY:長野県木島平産金紋錦

POLISHING RATIO:50%

ALCOHOL CONTENT:16°


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株式会社 仙醸

My Memories – 2022.04.12_高遠城址公園

少し、思い出話を・・・・・・。

もうこのときから連続して4年、こちらもまた欠かさず訪れています。 長野県は伊那市にある『高遠城址公園』。 “天下一の桜”と評され、長野県を代表する桜の名所のひとつです。 旧高遠城の敷地内に、旧高遠藩の藩士たちが桜を移植したことから始まり、今や所狭しと桜が立ち並び、見事な景色を形成しています。

 

いやぁ、とても華やかで、淡い。 『タカトオコヒガンザクラ』は小ぶりな花弁に淡紅色という特徴を持ちますが、本当に淡く、儚げです。 ただ、やはり結構な歳月を重ねた木には大ぶりな花弁も見られるので、小ぶりというのはあまり感じません。 それでも、まだ古木から若木が出ているので、生命力の強さをも感じさせてくれます。

来年も、行こう♪


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≪PHOTO INFO.≫

CAMERA:CASIO EXILIM ZR-50

LENS:45mm 1:3.5-6.5 広角

FILTER:—

EDIT:—

My Memories – 2022.04.12_六道の堤

少し、思い出話を・・・・・・。

もうこのときから連続して4年、欠かさず訪れています。 長野県は伊那市にある『六道の堤』。 農業用のため池ではあるのですが、その中央にある小島には松が立ち、周囲は桜並木が花を付ける。 とても印象的な景色が、この地に織り成されています。

 

しかも、アングルによっては北アルプスが桜並木の向こうに入ってきます。 あぁ、信濃って美しい。 そう素直に感じる景色。 最初に訪れたこのときとは変わって、既に“穴場”では無くなってしまっているのですが、年に一度、足を運ぶ価値のあるスポットだと思います。

来年も、行こう♪


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≪PHOTO INFO.≫

CAMERA:CASIO EXILIM ZR-50

LENS:45mm 1:3.5-6.5 広角

FILTER:—

EDIT:—

黒松仙醸 純米大吟醸 ひやしざけ “夏燕”

少し前に入手して飲んでいた、『黒松仙醸 純米大吟醸 ひやしざけ “夏燕”』。 長野県伊那市高遠町にある『㈱仙醸』の一献で、特約店のみに卸される“遊び酒”です。 ブルーの瓶に特徴的なイラストが描かれていて、ついつい目を奪われてしまう。

信州伊那谷産のひとごこちを使用しているために、コメの甘味の中に少し酸味が演出され、スッキリと爽やかに仕立てられています。 この地域では春から初夏に季節が移ろう頃に燕が飛び交うため、豊作を祝うこの名が冠されているのだとか。

いわゆる“夏酒”に含まれる一献ですが、大吟醸ならではの舌触りのやわらかさ、酒質の軽やかさはありつつも、吟醸香は穏やか。 フレッシュな青りんご思わせる含み香と味わいは、例年よりも気温の高まりが早い今時分には、とても心地良く感じます。

 

徐々にですが、既に定着した感のある“春酒”に対し、分類が始まった感のある“夏酒”。 永らく四季があると言われていながら四季に分けることに抵抗している一面も感じていたのですが、個人的には四季に合わせて“春酒”・“夏酒”・“秋酒”・“冬酒”と分類(4つというよりは8~12)することも愉しみのひとつだと思います。 世界的な注目を集めている今こそ、唎酒師としては様々なアプローチをしていきたいですね♪


≪SAKE INFO.≫

NAME:黒松仙醸 純米大吟醸 ひやしざけ “夏燕”

BRAND:黒松仙醸

TYPE:純米大吟醸

MATERIALS:米・米麹

RICE VARIETY:ひとごこち

POLISHING RATIO:40%

ALCOHOL CONTENT:14°


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株式会社 仙醸