そんなこと言ったって、悔やむことは山程にある。
大学を卒業するまでの間というか、そこからしばらくするまでは、「ヤバッ」とか「やっちまった」と思うことはあっても、何気にすぐに気にならなくなっていた。 むしろ、失敗するには当たり前であって、想定した中での最悪の結果が出たり、そもそも想定外の事態に陥ったりしても、なるようにしかならないしなるようになっているのだと自分自身でも納得していた。
何だろう、社会人になってからのほうが、よほど「あのときこうしておけばよかった」と思うことが多い。 それも、それ以前のことを悔やむなんてことは全くなくて、記憶の中の後悔は社会人になって以降のものばかり。
そして、何故か夢で別の結果に出会ったりして、何年も消えない。
A型で巳年生まれの男は粘着質で執着が過ぎると、どこぞの誰かが話していたけれども、そうなのかもしれない。
今更過去は変えられないのだけれども、何かそうしなかったことで結果が違った可能性があるとしたら、その可能性をわずかでもいいから覗き見たいという願望が、頗る便利に夢を見せてくれる。
あぁ、とっても便利な機能だ。
